プレゼントが粉々で、恋もバラバラになった話
プレゼント
雑貨・インテリア
立場
貰い手
相手との関係性
元恋人
シチュエーション
サプライズ
満足度:
不満
10代の頃の誕生日、彼が某テーマパークに2日間の旅行を計画してくれました。
サプライズも用意してくれていて、嬉しい気持ちで迎えた2日目の夕方、突然「ちょっと待ってて」と言い残し彼が姿を消しました。
しばらくして戻ってきた彼は、大泣きしながらコインロッカーに預けていた荷物を引きずって登場。
中に入っていたのは、ガラスドームに飾られた1輪のバラ──の“はずだったもの”。
けれど実際は、バラもガラスも粉々になった破片の山でした。
バラも真っ二つに折れており、原型すらわからないほど。
実は、彼は事前に1人でパークを回ってオーダーし、心を込めて準備してくれていたそうです。ただ、旅行中その壊れ物をずっと無防備に持ち歩いていたらしく…。
帰宅後、接着剤で修復を試みるも形にならず。それをきっかけに、私たちの関係も少しずつ壊れていき、最後はそのまま終わってしまいました。